今治味紀行

郷土料理レシピ集

いぎす豆腐

いぎすは、浅海の岩礁につく海藻で枝状になっている紅藻の一種で干して保存します。それを煮て、生大豆粉を加え、寒天のように固めたいぎす豆腐は磯の香りとひんやりとした舌ざわりがあり、今治では夏の味覚のひとつです。

材料

(約10人分)

いぎす草 30g
生大豆粉 100g
小えび 200g
人参 30g
きくらげ 10g
枝豆 100g
ごま 適量
醤油 30ml
少々
みりん 大さじ1
だし汁 1000ml
酢みそ 味噌 70g
砂糖 30g
20ml

作り方動画

作り方

  1. 水が入ったボールにいぎす草(30g)をほぐしながら入れます。戻し時間は約20分です。
  2. この間に千切りにした人参(30g)、きくらげ(10g)は下茹で、小えび(200g)、枝豆(100g)は塩茹でして皮をむきます。
  3. 生大豆粉(100g)は適量のだし汁で溶いてください。
  4. 水で戻したいぎす草を絞り、鍋に残りのだし汁とともに入れます。
  5. 中火でゆっくり溶かします。
  6. 沸騰をさせてあくをとりながら人参ときくらげを入れます。
  7. だし汁で溶いた生大豆粉をいれます。
  8. 醤油(30ml)、塩(少々)、みりん(大さじ1)を入れて練り混ぜ火を止めます。
  9. バットに流し込みます。
    表面が固まる前に具材を置くと、沈んで見栄えが悪くなります。表面が半分固まったところで、小えび、枝豆、ごまを散らします。
  10. 冷蔵庫へ入れて約40分待ちます。(冷えるまで)
  11. 型から取り出し好きな大きさに切り分けて出来上がりです。
    ※酢味噌は、味噌はよく摺って砂糖、酢を入れて混ぜて作ります。