今治味紀行

郷土料理レシピ集

かぶと焼

魚の眼肉は一番美味しいといわれています。
その最も美味な部分を食べる大胆な料理です。酒の肴に最適です。

材料

鯛の頭 適量
適量

作り方

  1. 刺身などをとった後の鯛の頭を2つに割ります。(市販のカットしたものを使うと手軽)
  2. 両側に塩をふり、ヒレにはまぶしつけるようにたっぷりと塩をふります。
  3. 強火の遠火で最初内側を充分に焼き、その後かえして外側を軽く焼きます。

来島の鯛

来島の鯛

昔から祝い事には鯛。(メデタイ)
高級魚ですが、捨てるところ無く食べることができます。

名前は明石の方が有名ですが、きれいな海で餌が豊富な来島海峡の急潮にもまれ、身の締まった来島の鯛のほうが美味しいと今治の人は思っています。

通年おいしいですが、特に1~3月が旬。
ただ、麦わら鯛といって、産卵が終わった5月頃は味が落ちますが、そのときは白子がおいしくいただけます。

魚の選び方

魚屋さんでは、色が鮮やかで指で押して弾力があり、目の澄んだものを選ぶのがポイント。
切り身は、表面がみずみずしく鮮明な色をしたものがよいでしょう。