今治味紀行

郷土料理レシピ集

鯛の浜煎り

鍋一つで簡単調理。上品な味わいに。

材料

(約5人分)

鯛の切り身 150g×5切れ
干しわかめ 20g
刻みネギ 大さじ2
レモン 1個
出汁昆布 10cm角×1枚
合わせポン酢 大さじ5
180cc
180cc
少量

作り方

  1. 水洗いした鯛を二枚におろして、骨付きのまま適当な大きさに切り分けます。
  2. 熱湯にくぐらせて冷水に取り、うろこや血合いを洗い流します。
  3. 鍋に昆布を敷き、鯛の切り身を並べ入れ、酒・水を注ぎ入れて火にかけます。
  4. 煮汁が半分位まで煮詰まったところに、水で戻したわかめを入れ、塩をふり入れてひと沸かししたら完成。
  5. 器に盛り付け、ポン酢、刻みネギ、カットしたレモンを添えます。

来島の鯛

来島の鯛

昔から祝い事には鯛。(メデタイ)
高級魚ですが、捨てるところ無く食べることができます。

名前は明石の方が有名ですが、きれいな海で餌が豊富な来島海峡の急潮にもまれ、身の締まった来島の鯛のほうが美味しいと今治の人は思っています。

通年おいしいですが、特に1~3月が旬。
ただ、麦わら鯛といって、産卵が終わった5月頃は味が落ちますが、そのときは白子がおいしくいただけます。

魚の選び方

魚屋さんでは、色が鮮やかで指で押して弾力があり、目の澄んだものを選ぶのがポイント。
切り身は、表面がみずみずしく鮮明な色をしたものがよいでしょう。