今治味紀行

郷土料理レシピ集

鯛せんべい

骨ではなく身を使う、地元ならではの贅沢な一品です。

材料

(約5人分)

鯛へぎ身 25枚(10~15g/枚)
ししとうがらし 10本
さつまいも 100g
南瓜 1/4ヶ
片栗粉 適量
少量
サラダ油 適量
抹茶塩 適量

作り方

  1. 鯛は三枚におろし、皮をおろしたあと適度な大きさに切ります。
    魚のおろし方はこちらをご覧ください。
  2. 片面に塩をふります。
  3. 片栗粉をまぶしたあと、すりこぎ棒で一枚ずつ薄く叩きます。
  4. 油で揚げます。
  5. 付け合わせのししとうがらしは素揚げ、さつまいもと南瓜は片栗粉を付けて揚げます。
  6. 抹茶塩または季節の味塩でいただきます。

来島の鯛

来島の鯛

昔から祝い事には鯛。(メデタイ)
高級魚ですが、捨てるところ無く食べることができます。

名前は明石の方が有名ですが、きれいな海で餌が豊富な来島海峡の急潮にもまれ、身の締まった来島の鯛のほうが美味しいと今治の人は思っています。

通年おいしいですが、特に1~3月が旬。
ただ、麦わら鯛といって、産卵が終わった5月頃は味が落ちますが、そのときは白子がおいしくいただけます。

魚の選び方

魚屋さんでは、色が鮮やかで指で押して弾力があり、目の澄んだものを選ぶのがポイント。
切り身は、表面がみずみずしく鮮明な色をしたものがよいでしょう。